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LEMによる抗がん作用[学会発表]


 
 
2018年3月
日本薬学会 第138年会(金沢)
■ シイタケ菌糸体培養培地抽出物(LEM)によるK562細胞への増殖抑制作用
  小早川 幸子、久保田 真、飯塚 博
 
[要旨]
LEMによる細胞増殖抑制の作用機序解明を目的とし、K562細胞に対する解析をおこなった。その結果、LEM及び粗画分であるmL361610は細胞の増殖を抑制し、また、イマニチブに対して耐性を獲得したK562細胞であっても細胞増殖抑制効果を示した。細胞増殖のブレーキ役であり、がんの悪性度や予後にも相関がある細胞周期制御因子p27kip1について解析を行った結果、p27kip1のT198リン酸化を抑制し、細胞内量を増加させることが明らかになった。以上のことから、LEMの細胞増殖抑制メカニズムの一つはp27kip1リン酸化抑制による細胞内p27kip1の蓄積を促し、細胞周期信仰の停止によるものと考えられる。
 
 LinkIcon2018 薬学会(138年会)ポスター.pdf